行政上の不服申立てとは何か

行政上の不服申し立てとは、行政庁による処分あるいは申請に対して何らの処分もしない不作為に対して、審査請求ができる手続きのことをいい、行政不服審査法に規定があります。
行政不服審査とは、①許認可等に関する申請をしたにもかかわらず不許可処分になった場合や②相当期間が経過したにもかかわらず何らの処分もされない場合、③一度許可がおりたもののその後、停止処分や取消処分がなされた場合に、審査請求人などが行政庁の行為の違法性や不当性を争うことができる手続きです。

行政不服審査の流れ

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行政不服審査をするうえで課題となること

1、行政不服審査の対象
行政不服審査は、「その行為により、直接国民の権利義務を形成したり、またはその範囲を確定することが法律上認められるもの」(いわゆる処分性の要件)にその対象が限定されており、処分性の要件を欠くケースでは不服審査が認められないことに注意が必要です。