医療法人とは

医療法人を設立するためには、都道府県等の行政庁から医療法人設立認可を受ける必要があります。認可申請は、いつでもできるものではなく、毎年2~3回程度の受付期間が設定されておりその期間内に申請手続きをしなければなりません。
そのため、医療法人を設立するにあたっては、事前に十分な準備をする必要があります。そこで、まず、医療法人を本当に設立する必要があるのか、そのメリットについて検討をしたうえで医療法人設立に向けた活動を開始することが大切です。
医療法人設立のメリットとしては、まず、第一に①所得が高くなればなるほど、税負担が低くなるというメリットがあります。親族への給与、退職金、自家使用部分が法人の経費として認められることや経営者が給与所得控除を活用することができることなど節税効果は大きいといえます。つぎに②保健所、地方厚生局に加えて都道府県等における行政手続が求められることを通じてコンプライアンスの充実を図ることができるとともに、診療機関の信頼性の増加につながることが指摘できます。また③医療法人は、分院展開が可能なこと、法人格が必要な介護関係施設の展開が可能なこと等、事業の拡大を図ることができることもメリットの一つといえます。さらに④事業承継の点でもメリットが認められます。個人開業のケースのように、旧診療所の廃止届、新診療所の開設届といった2度にわたる提出手続きを経る必要はなく都道府県に「役員変更届」を提出すれば事業承継が可能です。
以上のような医療法人に認められるメリットが、事業展開をするうえで必要であると判断されるお医者様は、医療法人設立に向けた活動を開始されることが経営上、重要と考えられます。
弊所では、医療法人設立に向けた活動を支援しております。お気軽にご相談ください。医療法人の体制やスケジュール等につきましては、ご相談の際に、ご案内差し上げます。