住宅環境補助金とは

世田谷区は、東京23区の一つでありながら都市型の街づくりのみならず、多摩川や国分寺崖線などの自然との共存を図りながら、みどりや公園など人々の憩いの場となる空間を大切にする街づくりを展開しています。住宅環境においても、その基本的な姿勢が重視されており、環境に配慮した住宅空間を形成する街づくりが推進されています。
住宅環境補助金は、環境に配慮した街づくりのために、住宅における緑化や浸水対策のための設備、リノベーション工事の施工の経費の一部を世田谷区が「補助金・助成金」として負担し、区民の環境意識の向上を図るために設けられている仕組みです。
どのような工事が補助金の対象になるか、どのような手続きで申請をすればよいか、申請書作成にあたってどのような準備をすればよいかなど、ご不明な点はお気軽にお問合せください。
いずれの補助金も、工事発注前に申請をする必要がありますので、お早めにお問合せください。

世田谷区の住宅環境補助金

代表的な世田谷区の住宅環境補助金には、①環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金、②生垣・植栽帯造成・屋上・壁面緑化等助成制度、③雨水浸透施設助成制度があります。
①環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金
外壁・窓の断熱改修、熱反射率の高い塗料を使用した屋根の塗装、太陽光発電システムや省エネ機器の設置など、環境に配慮した住宅のリフォームの経費の一部に対して、補助金を受けることができます。
詳しくは、こちらから
②生垣・植栽帯造成・屋上・壁面緑化等助成制度
生垣や植栽帯、シンボルツリーを新たに住宅の敷地内に設置する場合に、補助金を受けることができます。4m道路に接道していることなど助成条件が細かく定められており、設置方法によって補助金の可否が決まりますので、現地確認も含めて、行政窓口との相談を綿密にする必要があります。
詳しくは、こちらから
③雨水浸透施設助成制度
雨水浸透ますや雨水浸透管などの雨水浸透施設を敷地内に設置することにより、雨水が下水道管や河川に集中的に流入することを防ぐことができ、道路の冠水や河川の氾濫の抑制につながります。豊潤な地下水脈を敷地内に確保することにもつながり、みどりの保全や創出、住環境の改善にも役立ちます。
詳しくは、こちらから

補助金・助成金交付までの手順

1、行政窓口での相談・現地確認
2、申請書作成・必要書類提出
3、審査・交付決定
4、契約・契約書写しの提出
5、工事着工
6、工事完了届提出
7、審査・請求書提出
8、補助金支払

行政書士の役割

お客様がご希望の工事と補助金・助成制度の内容を確認したうえで、行政窓口における相談、申請書作成、申請、工事完了後の報告をするのが行政書士の役割です。
どのような工事が補助金・助成制度の枠組みに該当するかについて、現地の状況確認をしながら調整することも、行政書士の役割の一つです。環境に配慮した住宅づくりをお考えのお客様の想いをかなえるために、行政書士がお役に立ちます。
(報酬)
3万5,000円(税込38,500円)